Aruna Tea -華やかなセイロンティーを世界に-

アルナティーは、スリランカのカルタラに拠点を置くティーカンパニーです。2004年に事業開始と歴史はまだ浅いですが、セイロンティーに新たな価値を吹き込むため、高品質・多様性・持続可能性を経営の根幹に据え、国内4位のサプライヤーに成長しました。

茶の育成については、セイロンティー生産のすそ野を支えている小規模農家と直接提携して自社の茶苗や肥料を提供し、買取保証をすることで農家の生活の安定に寄与しています。 そして製造においては、CTC茶・オーソドックス茶の最新製造プラントを備え、高度帯ごとに自社工場がある稀有なティーカンパニーとして、世界中の愛好家にプレミアム製品を提供しています。

アルナティーは単なる製造工場ではなく、セイロンティー業界の新基準を作り出すパイオニアになることを目指しています。最高のセイロンティーを生産しながら『育てる人・作る人・楽しむ人』の生活に有意義で幸せな変化をもたらすこと、それが私たちの使命です。責任ある大手紅茶サプライヤーとして、紅茶を愛する日本の皆様に高品質のセイロンティーをお届けします。

低地・中地・高地収穫の多彩な茶葉を自社6工場で製造

Aruna Tea(アルナ・ティー)は、セイロンティーメーカーとして日本ではまだ広く知られていませんが、アルナグループのグループ企業としてスリランカ全土に6つの工場を有し、年間6000tの紅茶を生産し、欧米各国はもとより、日本の大手飲料メーカーにも紅茶葉を輸出しています。

セイロンティーは、栽培の高度による違いにより茶葉の個性が出ると言われ、世界の紅茶愛好家は、その味や香りの違いや奥深さを楽しむ方々も多くいらっしゃいます。実は、High Grown, Medium Grown, Low Grownの全3地域に契約農家と自社工場を有するのは、セイロンティメーカーの中でアルナティーのみです。

さらに、生産体制についても独自方針を採用し、プランテーションによる大規模生産ではなく、歴史的にセイロンティ生産のすそ野を支えている「小規模農家」との関係性を重視し、より持続的な買取制度、環境負荷の少ない栽培方法を普及するため、レインフォレスト・アライアンス(Rainforest Alliance)認証の取得を最大規模で進めています

日本語での販売サポート体制も築いておりますので、高品質でより持続的なセイロンティをお求めのお客様は、ぜひ私たちアルナティーにお声がけください。

アルナ・ティーは、年間約6000tの紅茶を生の茶葉から製品まで一貫した管理体制で生産し、ISOシリーズの取得に加え、機械化・自動化による効率的な生産、迅速な問題対応を行います。ブレンド専門家による高い商品開発力も備えています。

1st Keyword:安定性6工場6000t

生茶葉収穫から製造まで一貫した管理体制を構築。スリランカ全土に6つの工場を有し、年間6000tの紅茶を生産しています。プライベートブランド向け生産で、スリランカ4番目の規模の紅茶メーカーです。

2nd Keyword:多様性3All Grown Area

標高の違う3つの地域で栽培された茶葉を自社製造しています。標高の違う3つの地域(Low Grown, Middle Grown, High Grown)で栽培された個性ある多様な茶葉を収穫し、自社工場で製造しています。全3高度帯に自社工場を所有しているのはスリランカでアルナティーのみで、高度の違うバライエティ豊富な茶葉をお届けいたします。

3rd Keyword:持続性68%仕入れ還元

アルナティーは、小規模生産者と手摘みにこだわり、プランテーションのような労働環境とは一線を画す運営方針を目指しています。生産者からの買取に関しても、コロンボオークションの販売価格の68%を農家に還元(2024年1月現在)し、少しでも農家の利益向上に貢献できるような仕組みづくりを進めています。

4th Keyword:環境保全RA認証7886農家

世界で愛されるセイロンティーの継続性に、残念ながら黄信号が灯っています。茶葉生産を支える小規模農家の廃業、そして労働環境や環境負荷といった課題へ対応するため、全生産プロセスで「レインフォレスト・アライアンス認証取得」を積極的に推進し、農家への苗木配布や栽培技術支援も行っています。

現在では、スリランカ最大のRA(レインフォレスト・アライアンス)認証生産者グループを組織化するまでになりました。RA認証栽培地の茶葉生産能力は約2000tに増加し、それらの栽培地では、農薬の使用を抑え、より環境負荷が低い茶栽培に取り組んでいます。

紅茶葉リスト

ロー・グロウンティー (Low Grown Tea)

No.1 OP (Low Grown)

低地栽培のOP。ホールリーフ(よく揉まれた大型の茶葉)タイプ。7~12mmの細長い茶葉を揉捻【茶葉サイズ】L【香り】3/フレッシュ【渋み】3

No.2 OP1 (Low Grown)

低地栽培のOP。ホールリーフ(よく揉まれた大型の茶葉)タイプ。7~12mmの細長い茶葉を揉捻【茶葉サイズ】L【香り】3/フレッシュ【渋み】3

No.3 OPA (Low Grown)

低地栽培のOPA。OPの中で上位グレード「A」。 茶葉を全く刻まず、大きいサイズのまま若干開いた形状の茶葉【茶葉サイズ】L【香り】3/フレッシュ【渋み】3

No.4 PEKOE (Low Grown)

低地栽培のPEKOE。先端から3枚目の葉でOPの下の部分。OPより茶葉は短い。新芽部分は含まれていない【茶葉サイズ】M【香り】3/フレッシュ【渋み】3

No.5 PEKOE1 (Low Grown)

低地栽培のPEKOE1。PEKOEと同じスタイルだが、茶葉のサイズが小さい【茶葉サイズ】S【香り】3/フレッシュ【渋み】3

No.6 FBOP (Low Grown)

低地栽培のFBOP。Fはフラワリーの意。BOPの中で、新芽部分(ティップ)を多く含むものを使用【茶葉サイズ】S【香り】4/フラワリー【渋み】2

No.7 FBOPF1 (Low Grown)

低地栽培のFBOPF1。若く柔らかい茶葉と新芽からなるグレード。やや短い針金状でシルバーティップが入ることも【茶葉サイズ】S【香り】5/フラワリー【渋み】1

アルナティーブランドのLow Grown Teaを生産する2工場(ミーガハテンナ工場、モラピティア工場)をご紹介します。

ミドル・グロウンティー (Middle Grown Tea)

No.8 OP (Middle Grown)

中地栽培のOP。ホールリーフ(よく揉まれた大型の茶葉)タイプ。7~12mmの細長い茶葉を揉捻【茶葉サイズ】L【香り】5/フレッシュ【渋み】1

No.9 OP1 (Middle Grown)

中地栽培のOP1。OPよりも葉のサイズが大きいホールリーフタイプ。細長い茶葉を針状に加工【茶葉サイズ】L【香り】4/フレッシュ【渋み】2

No.10 BOP (Middle Grown)

中地栽培のBOP。OP揉捻時にカットしたものでサイズは2~4mm。新芽部分を含む上級品が多い【茶葉サイズ】S【香り】5/フラワリー【渋み】1

No.11 BOP1 (Middle Grown)

中地栽培のBOP1。ホールリーフ(よく揉まれた大型の茶葉)タイプ。9番OP1よりも小型の茶葉【茶葉サイズ】M【香り】4/フレッシュ【渋み】2

No.12 FBOP1 (Middle Grown)

中地栽培のFBOP1。Fは「フラワリー」の意。OPを少し砕いたBOPの中で、新芽部分を多く含むものを使用【茶葉サイズ】M【香り】5/フラワリー【渋み】1

No.13 FBOPF1 (Middle Grown)

中地栽培のFBOPF1。若く柔らかい茶葉と新芽からなるグレード。やや短い針金状でシルバーティップが入ることも【茶葉サイズ】S【香り】5/フラワリー【渋み】1

No.14 FBOPFSP (Middle Grown)

中地栽培のFBOPFSP。生産量がわずかな特別な紅茶。細く短く折れた茶葉と黄金色の茶葉の先端を使用【茶葉サイズ】S【香り】4/フラワリー【渋み】2

アルナティーブランドのLow Grown Teaを生産する3工場(パッサラ工場、ケッピティポラ工場、ナーワラピティア工場)をご紹介します。

ハイ・グロウンティー (High Grown Tea)

No.15 N-BOPF (High Grown)

高地ヌワラエリヤ栽培のBOPF。OPを揉捻する際にカットしたBOPよりも小さい茶葉(ファニングス)のグレード【茶葉サイズ】S【香り】4/フレッシュ【渋み】2

No.16 N-FBOPF1 (High Grown)

高地ヌワラエリヤ栽培のFBOPF1。若く柔らかい茶葉と新芽部分(ティップ)から作られる。針金状の小さい茶葉【茶葉サイズ】S【香り】5/フラワリー【渋み】1

No.17 D-FBOPF1 (High Grown)

高地ディンブラ栽培のFBOPF1。若く柔らかい茶葉と新芽部分(ティップ)から作られる。針金状の小さい茶葉【茶葉サイズ】S【香り】5/フラワリー【渋み】1

アルナティーブランドのLow Grown Teaを生産する3工場(パッサラ工場、ケッピティポラ工場、ベッデガマ工場)をご紹介します。

紅茶葉リスト一覧

オリジナルブレンドやOEM製造もお任せください

高品質で多様な茶葉、最新鋭の製造技術、豊富な経験を持つブレンドやデザインの専門家がおりますので、お気軽にご相談ください。日本では、当ページを管理している合同会社EZOZEN/Kenko1stを運営する石川(スリランカ駐在)が輸出販売窓口となり、細かなご要望を含めお繋ぎいたしますので、どうぞよろしくお願い致します。

【Message】アルナの情熱を日本にお届けいたします

インド洋に浮かぶ光り輝く島スリランカで生まれるセイロンティー。

私たちはアルナティーと、輸出専門会社CLEが高い品質へのこだわりと情熱を込めて作り上げた紅茶を日本の皆様にお届けしたいと願っております。

セイロンティーは「地球から与えられた文化遺産」。私たちは、栽培・収穫・生産・製造における品質と技術の向上を行いつつ、紅茶産業を取り巻く課題に、長期的かつ組織を超えた視点で取り組んでいます。

今までもこれからも、優れた紅茶を作り続けていく思いは決して揺るぎません。

「最高の一杯の紅茶でおもてなしする瞬間」をアルナはこれからも守り続けていきます。

経営最高責任者

【Message】人と環境を大切にするパートナーとして

私たちは国際協力NGOアプカスの農業分野の活動として、2015年に「Kenko1st Organic」という社会的企業・食品ブランドを立ち上げました。そして現在、スリランカ各地の有機農産品や多様な加工食品を販売しています。

農業はスリランカの基幹産業ですが、近年、エネルギー価格の高騰や気候変動で大きな影響を受けています。

そのような状況下で、アルナティーは1万を超える小規模生産者と信頼関係を築いて取引を行い、レインフォレスト・アライアンス認証も積極的に取得している先進的な紅茶メーカーで、持続的な農業技術普及を行う私たちKenko1stの心強い連携パートナーでもあります。

ぜひ日本の皆様にも高品質のアルナティー紅茶と共にセイロンティーの未来をお届けできればと思います。

NGOアプカス代表/Kenko1st Organic代表

Producing System

栽培から製造の過程において、ISO及び他の国際規格・認証を取得しています。小規模生産者の手摘み茶葉原料にこだわり、オートメーションによる効率化や最新機器の導入を行い、安全で持続可能な製品を常に提供してまいります。

生産地・自社工場MAP

エステート名Kumbaduwa Estate
Kumbaduwa Meegahathanna
事業開始年2004
生産量6,000t(6工場)
生産茶葉グレードOPA, PEKOE, FBOP, FBOPF, OP
SP, OPA, BOPF, BOP, FBOPF,
EX, SP
雇用者数510名
茶葉仕入先(RA認証農家)7,886軒
栽培面積約4,000ha

Aruna Tea Leaflet(日本向け2024年版)

Aruna Tea Leaflet for Japan 2024

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